冊子p10 直子の生活・屋外編 


[障害理解のための冊子の該当ページを縮小して掲載]
==========その内容ここから

p10 
★ページ一番上 いらすと:
困った直子さんの顔
○顔から吹き出し:
街でも自分勝手な行動をする人によって障害が作りだされてしまうの。

★上側のイラスト:
人混みの中、歩きスマホの人にぶつかられて方向を失っている直子さん 
●本文:
ぶつかって歩く方向が変わってしまうと目的地にうまく着けなくなってしまいます。

★下側のイラスト:
点字ブロックの上に放置自転車 それにぶつかっている直子さん 
●本文:
安心して歩けるはずのところが危険な場所になってしまいます。

==========内容ここまで


[以下、解説書掲載内容]

:他の人に対する配慮がない行動(迷惑行為)が障害を作り出す 

迷惑行為で人為的に障害が作られることを紹介しています。 

[冊子に掲載されているイラストの解説]
上 :方向を定めて歩いていても、ぶつかられると体の向きが変わってしまい、目的の場所に着けなくなってしまうことがあるという例です。 
下:目の見えない人が安心して利用できる点字ブロック上に、自転車を置く人がいます。その動線を塞ぐだけでなく、衝突によるけがの危険を招くという極めて大きな障害の例です。 
===イラストの解説ここまで

これは、一人一人がマナーを守ることで、なくすことができる障害です。 

直子さんのイラストから吹き出し:
みなさんも歩きスマホの人に ハッとさせられたことないですか? 



トピック記事  【 視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック) 】 
誘導用ブロックには、階段や分岐点などで注意を促す点状タイプと、方向を示す線状タイプがあります。 
“ルール通りに敷設されていること”と“どこに誘導しているのかという敷設だけでは伝わらない情報を予め記憶しておくこと”で、有効に安心して使える設備です。加えて弱視者には、「路面(床面)とのコントラスト」が大きいことも大切な要素です。 
目が不自由な人には有効な動線ですが、高齢者やベビーカー、車いす利用者等には、ブロックの凹凸が障害(バリア)となってしまうことが多々あるようです。 
どちらが優先されるべきことではありません。まずは様々な立場の違う人たちが十分にコミュニケーションをとることで、互いのニーズを理解しあうことが大切です。その中で知恵を出し合い、互いの安全や利便に配慮した敷設の仕方を見つけていくことが必要だと考えています。 
このようにして、ユニバーサルデザインのまちづくりをしていくことが、とても重要です。

点字ブロックの写真



視覚障害者の歩行のアイテム
[View-Netホームページの歩行編を直接開けるQRコードを掲載]
盲導犬 トミーちゃんの写真